私のコンサル生で、すぐに「そうそう」という人がいます。
もう少しこうやった方がいいですよ、
というと「そうそう」
なんでここでこうやらないんだ、というと、
「そうそう」と、何かにつけ「そうそうそう」というわけです。
「そうそう」というなと毎回言っていたのに、
また「そうそう」と繰り返し言っていました。
ここで、なぜ、「そうそう」と言ってしまうかというと、
無意識で「自分は正しい」と思っているからです。
普通、先生に何か言われて「そうそう」とは言いません。
「はい、わかりました」とか「今度から気を付けます」
とか言うのが普通なのに、
常に「そうそう」と言ってしまうわけです。
ここで、今の時点で満足いく結果が出ているなら
「そうそう」といってもいいのですが
今現在、満足いく結果が出ていない場合は、
今後一切「そうそう」と言わない方がいいです。
「そうそう」ということは、自分が
「そうそう、自分もそう思っていたんですよ」
という意味なので、今まで間違っていた事を
認めたくないから出てくる言葉なので、
自分を直して行かないといけないと思っている場合は、
「そうそう」とは言わないはずだからです。
「そうそう」というと、
「そうなんだよ、でもやっちゃった。
まあ今回は仕方がなかった」と無意識で思うことになりますので
もし結果がでてないとしたら、
特に反省せず、また同じ失敗を繰り返すことにつながります。
結果が出なくてもいいのなら、特に何もいいませんが
「そうそう」と言う限り、なかなか自分が治らず
10回以上失敗してから気付くことになるので、
くれぐれも注意する事をお勧めします。
現状維持や結果ダウンで良いのなら、
「そうそう」と言ったらいいですが
今以上の結果を得たいのであれば、
「そうそう」は一切厳禁と考えた方がいいですね。
コメントを残す