カビは取れますか?


こんにちは!

 

 

カビと曇りはどう違いますか?

 

カビは取れますか?

 

 

というご質問を頂きました。

 

 

まずカビと曇りの違いですが、カビはレンズ自体にカビが生えていますので

 

レンズ自体を腐食している可能性があります。

 

 

その為、拭いても取れない可能性があります。

 

ある程度とる事は出来ますが、拭いても残る場合があります。

 

 

それが、カビ跡です。

 

 

修理をしても、カビ跡が残っています、というレンズを

 

たまに見かける事があるかと思いますが

 

例えメーカーに出しても、カビについては少し跡が残る事が多いのです。

 

 

レンズ自体を腐食していなければ取れますが、

 

腐食が進んでいると、残る事になります。

 

 

その為、カビについては、取れるかもしれないし

 

取れない場合もあると考えておくと良いです。

 

 

取れたとしても、跡が残る可能性があるという感じです。

 

 

対して曇りに関しては、ガラスが曇るのと同じで

 

水蒸気みたいなものがついてる(これが重度になると雲のような感じに

 

なって、画像に影響がでます。)

 

 

しかし、曇りについては、取れる事が多いです。

 

理由は、レンズを腐食しているわけではないからです。

 

 

ただ、レンズ構成により、開けられないところが曇っている場合は

 

とることが出来ません。

 

 

理由は、中のレンズが接着剤などで止められている事があるからです。

 

その場合は、その中まで分解する必要がありますので、

 

ここまで取るとなかなか難しいです。

 

 

逆に取り易いのは、ネジなどで開けられる部分です。

 

この部分でしたら、わりと簡単にできます。

 

 

その為今回の教材も、わりと簡単に開けられそうな

 

やり方について解説しています。

 

 

なお、前側から開ける方法と、後側から開ける方法がありますが、

 

どちらかしか出来ない事があります。

 

 

これは、レンズ構成や設計により、接着剤などで

 

止められているようなものは、分解が難しくなります。

 

 

接着剤を外すとなると、元に戻らなくなる可能性がありますし

 

一歩間違えば、レンズを壊してしまいます。

 

 

これについても、レンズにより異なりますので

 

初心者でも開けられそうな部分について解説する事にしました。

 

 

カビや曇りを取りたい方は、良かったらチェックしておいてください。

 

http://1gekokujo.com/camera100man/?p=1476

 

 

 

なお、カビと曇りの詳細については、2013年7月のニュースレターで

 

音声でも解説しておりますが

 

入会されると、バックナンバーとして購入頂く事が可能です。

 

http://1gekokujo.com/keizokunews.html

 

 

 

田代 涼平

 

 

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